競馬の格言に、「夏は牝馬」というものがあります。
牝馬が、というよりは、牡馬が暑さに弱いのでしょうか?
また、「夏は芦毛」という格言もあります。
白は熱を吸収しにくい色なので、ということでしょうが、
いずれも俗説に過ぎないようです。
一方、ハーモニーファーム京都(HFK)では、
牝馬・セン馬、芦毛・鹿毛・黒鹿毛に栗毛、
関係なく夏場でもレッスンで頑張っています。
さて、夏と言えば夏時間。
HFKでもサマータイムが始まりました。
暑い昼間はレッスンはお休みとなります。
そんな昼間、馬たちはと言うと・・・
思い思いに過ごしていました。
馬の一日の睡眠時間は3時間程度と短く、
撮影をした日には昼寝をしている馬はいませんでした。
こうして英気を養って、午後のレッスンに望みます。
ハーモニーファーム京都の馬たちは、
お手入れをしてもらうのが大好きです。
しかしながら、好みのポイントは
それぞれに違い、個性があります。
順番に見ていきましょう。
まずはララミーの耳。
顔を傾けて、「あ~そこそこ」
とてもウットリした表情ですね。
続いてはバルトの鼻。
彼は耳のお手入れも大好きなのですが、
やはりバルトと言えばお鼻。
拭くのを止めると、「もっと~」と催促してきます。
最後はアムロの背中。
背中をタオルやブラシでこすってあげると、
必ずこの変顔を見せてくれます。
お手入れ以外では見せてくれない、限定品(?)。
それぞれの好みのポイントを抑えつつ
しっかりお手入れしてあげれば、
ピカピカに輝くことでしょう。
人馬共にスッキリした気分になれますよ。
ハーモニーファーム京都の馬たちは、
目立ちたがりが多いようです。
ある日のお昼下がりに馬房で
のんびりとくつろぐナターシャを激写!
)
「ちょ、ちょっと! 何撮ってんのよ!
どうせ撮るなら、もっと可愛い私を撮りなさいよ」
油断していたかのようなリラックスし切った表情から、
いつもの、カメラ目線のモデル立ちに戻っていました。
そして、ある馬を撮ろうとすると、
なぜか写り込む他の馬たち・・・。
蹄洗場で佇む金太郎を撮ると、顔を出すバルトが。
ご飯を待つジョンを写すと、一緒に写りたかったドルチェが。
そんな目立ちたがりでお茶目で可愛らしい馬たちが集う
ハーモニーファーム京都へ、皆様ぜひお越し下さい。
お待ちしておりま~す!
「最近コスタが、なつくようになったんですよ~」
マグナス大好き会員様の奥様に
頬をなでてもらっているのは、
クールなキャラが売りだったはずのコスタ。
「も、もしかして、くらがえされた?」
横目でちょっぴり心配そうに見ていたのはマグナス。
「まさか、ねぇ・・・」
「そんなわけないでしょ、マグが一番よ~」
「あ~よかった」
安心したマグナス。いつも以上にスリスリしていました。
一方、いつも元気な、あんず大好き会員様。
こちらの方がお越しになると、一番喜ぶのがバルト。
嬉しそうなバルトに、今日もお湯をあげておられました。
それを見ているのは、もちろん隣のあんず。
自分は確実にもらえると分かっているのか、
焦ることなく落ち着いたものです。
「くらがえされるわけないし~」
この後、もちろん可愛がってもらっていました。
ところで、「くらがえ」は漢字で書くと「鞍替え」。
すわ、馬と関係ある言葉なのかと思いきや・・・
調べたところ、「鞍」は当て字で、
馬とは無関係という説が有力でした。残念。
昨年のこの時期に、変顔コレクションをお届けしました。
馬たちの愛くるしい表情に癒された方も多いと思いますが、
たまには真面目な顔をということで、
今回はその逆バージョン、真顔の馬たちをどうぞ。
まずは蹄洗場で。
いつもよく出している舌を、引っ込めたパクパク。
イジられたり、よく鳴いたりしているアムロも。
口を閉じていれば眉目秀麗・・・は言いすぎでしょうか(笑)。
真面目に、と言えばレッスンでしょう。
金太郎はいつ見てもカッコよさがあふれていますし
ラミサカも年齢を感じさせないほど精悍です。
普段は女の子らしさ満開のおたべも、
レッスン中は、もちろん真剣です。
ララミーは・・・可愛いリボンをつけて、一生懸命。
そのギャップが、見ているこちらを笑顔にしてくれます。
ところで、ブログ担当クロダのお気に入りは、
蹄洗場にいる馬を、窓から見ている光景。
カルロスを見つめるバルトに
ナターシャを見つめるカルロス。
特にカルロスは、他意はないのでしょうが、
真面目な顔の中に、トボけたような面白さが
にじみ出ている気がします。
馬の癒しポイントは色々あるでしょうが、
プリプリの「お尻」に魅力を感じる方も多いでしょう。
今回は、そんなお尻にまつわる話題を。
まずは、癒し系の代表選手、バルトから。
バルトと言えば、よく馬房の窓から顔を出しています。
目の前に別の馬のお尻が来ても気にせず、
飛び切りの良い表情を見せてくれます。
「あれは何ですか?」
その声に、バルトの馬房の方を見てみると・・・
なんと、尻尾だけ窓から出ていました。
「なんで、あんな風になったんでしょうかね?」
ちょっぴり笑える光景でした。
一方、厩舎内で佇んでいるのはレビスト。
先日の、水口での競技会でも優勝し、
今ノリにノッている一頭です。
・・・ってよく見てみると、飼桶がお尻にノッている!
馬房の奥を向こうと回ったときに、乗ってしまい、
そのままになってしまったのでしょう。