乗馬クラブ ハーモニーファーム京都

台風10号は近畿地方を避けるように回っていきました。
午後から夜にかけては雨となりましたが、
心配された暴風は吹きませんでした。

翌日は、空気がとても爽やかに。
秋の風物詩赤トンボも・・・

飛んでいたのですが、上手く写りませんでした。
何しろ、高速で動いていますからね。
もう少し数が増えれば、写り込むことでしょう。

気温が下がったので、馬たちも汗をかきません。

丸洗いをしなかったのは久しぶり。
モジャ毛のララミーも、汗かきのコスタも、
とても過ごしやすそうでしたよ。

厩舎の裏に行ってみると、ムーンちゃんが

草を食べようと首を伸ばしていましたが、
さすがにそれは届かないと思います。
それでも草を食べたくて必死なムーンでした。

「最近コスタとかなり会話ができるようになってきましたよ」

「凄いですね、何か変化はありますか？」
「コスタがスイスイ動くようになってきたんですよ」
嬉しそうにお話されている会員様。
かなりの成長を感じておられるようです。

一方こちらの会員様は、夢のおたべに向けて、アムロで練習中。

夢に向かって、着実に進歩されておられます。
そして、ご騎乗後は大好きなおたべのお手入れ。

お手入れのほうも、かなりスムーズに。
コミュニケーションもしっかり取れておられるようです。

そして、成長と言えばジュニア会員様。
この日は久々バルトにご騎乗、そしてお手入れ。

よく見ると、身長もかなり伸びておられます。
あらゆる意味で、成長中のようですよ。

ある日のお昼前、厩舎の端からイビキが・・・
見に行くと、レビストがお昼寝中でした。

基本的に、立って寝ることが多いレビスト。
練習中の勇猛果敢な姿からは想像もできない位、
寝顔はとても可愛らしいですね。

・・ん？ どこからか、視線を感じます。
ふと後ろを見ると、コスタが。

休んでいるレビストを見つめていました。

「レビストさ～ん、起きてる～？」
「いや寝てるよ、コスタ君」
「やっぱり起きてるんじゃない～」

「いつも張り切っているから・・・」
「君だってレッスン頑張っているじゃないか」
「そうそう、戦士に休息は大切だからね～」
「君も合間はしっかり休んでおきなよ」
「は～い」

とエール交換しているのでしょう、きっと。

乗馬をされる際に、ご騎乗以外で、
一つの関門になるかもしれないのが装勒です。
お馬さんの口を開けて、ハミを入れる・・・。
慣れないとなかなか難しい動作かもしれません。

ハーモニーファーム京都では、
会員様に装勒をお願いしておりますが、
もちろんスタッフが全力でサポート致します。

そんな中、おたべＺはハミを入れてもらうのが大好き。
とても協力的で、口を開けて待っています。

この点では、とても良い仔なのですが（笑）。

一方、一風変わった癖・・・と言うか、
奇妙な習性を持っているのは金太郎。
外す時に、くわえたまま放しません。

なぜハミをずっと噛んでいたいのでしょうかね？

「最近コスタが、なつくようになったんですよ～」

マグナス大好き会員様の奥様に
頬をなでてもらっているのは、
クールなキャラが売りだったはずのコスタ。

「も、もしかして、くらがえされた？」

横目でちょっぴり心配そうに見ていたのはマグナス。
「まさか、ねぇ・・・」

「そんなわけないでしょ、マグが一番よ～」

「あ～よかった」
安心したマグナス。いつも以上にスリスリしていました。

一方、いつも元気な、あんず大好き会員様。
こちらの方がお越しになると、一番喜ぶのがバルト。

嬉しそうなバルトに、今日もお湯をあげておられました。

それを見ているのは、もちろん隣のあんず。

自分は確実にもらえると分かっているのか、
焦ることなく落ち着いたものです。
「くらがえされるわけないし～」

この後、もちろん可愛がってもらっていました。

ところで、「くらがえ」は漢字で書くと「鞍替え」。
すわ、馬と関係ある言葉なのかと思いきや・・・
調べたところ、「鞍」は当て字で、
馬とは無関係という説が有力でした。残念。

6月下旬並みの高温になったある日。
クラブハウス内には、送風機が設置されました。

これで暑さ対策もバッチリです。

・・・と思ったら、翌日は空が鉛色になり、昼からは雨模様。
春先は目まぐるしく天気が変わります。
そんな曇天模様の空の下でも、レッスンはいつも通りに。

最近は厩舎内や蹄洗場での風景ばかり写しており、
レッスン風景を載せたのは久しぶり。

お昼休みには、馬たちを放牧に。
晴れていない日の放牧風景も久しぶり。
ちなみに、↓はコスタです。

コスタは放牧になるととても大人しく、
ゴロリンと寝転んだ後はのんびり草食み。
迎えに行くと、「は～い帰りま～す」。
どこぞの牝馬とは、えらい違いです。

一方、レックスはのんびりお散歩。
最近は、心ウキウキ、楽しくて仕方ないようで、
喜び勇んで散歩に出かけています。

そんなレックスは人気者で、大勢の会員様に囲まれ、
オヤツをもらって、とても幸せそうですね。

そんな季節は目まぐるしくても、のんびりした空気が流れる
ハーモニーファーム京都へ、ぜひお越しやす♪

4月22日「金」曜日は「金」太郎12歳の誕生日です。
今年は、偶然にも金が重なっています。
「金曜日は来れないので、今日持ってきましたよ」

今年も金太郎大好きな会員様から、
ニンジンとリンゴのプレゼントを頂きました。

早速、馬房でお祝いしましょう。
「金太郎、ちょっと早いけど、おめでとう！」

金太郎の目が、いつもの数倍、輝いていました。
「わ～い、今年もありがとう！」

金太郎だけでは食べきれないので、他の馬にもおすそわけ。

隣の隣で欲しそうにしていたドルチェに
遠くから野太い声で呼んでいたムーン。

コスタは呼んでもなかなか来ませんでしたが、気付いてペロリ。
ジョンは、ゆっくりゆっくり味わって食べていました。

写真は載せきれませんでしたが、全頭に行き渡りましたよ。

金太郎だけでなく、みんな幸せになったお昼休みでした。

すがすがしい朝のハーモニーファーム京都。
そんな中、場内を曳き馬をされている馬がいました。
それは・・・コスタでした。

のんびりお散歩の途中で、草をムシャムシャ。
とても満足そうでしたよ。

続いて、レックスが曳き馬。

こちらも草を食べさせてもらっていました。
おじいちゃんですが、食欲は変わらず旺盛です。

その2頭の曳き馬の時間が重なり・・・

ダブル曳き馬となっていました。
「元気ですか～」「元気ですよ～」

一方、花壇に目をやると・・・。

黄色のチューリップが咲いています。
他に、ニンニクとイチゴが立派に成長。
こちらは、トリプル植物の花壇でした。

そのイチゴは可憐な花を咲かせています。

実がなるのが、とても楽しみですね。

3連休の初日、ハーモニーファーム京都には、
朝から多くの会員様にお越し頂きました。
馬場もフル活用。

丸馬場・角馬場・広馬場、全て使用しています。

こんな日は、蹄洗場もフル稼働。
端から端まで、ズラリと勢揃い。

それゆえ、ちょっぴり珍しい場所に繋がれている馬も。

バルトは、蹄洗場の一番西端にいました。
「この場所もなかなか落ち着くねぇ」

そんな中、西側の蹄洗場の東端には、
金太郎とレックスが・・・

見つめ合っていました。
「あんた誰？」「あんたこそ誰？」
会話を想像してみるのも楽しいですね。
男の子同士なので、恋には発展しないでしょうけど（笑）。

いつもレッスンでは、よく動いてくれるコスタ。
そんなコスタが丸馬場でのレッスンに出ていました。

とてもスイスイ、頑張って走ってくれるので、
初心者の方にもよくお乗りいただいています。

午後は広い馬場でレッスン。

もちろん、スイスイ走ってくれます。
駈歩などの練習に、ふさわしい馬ではないでしょうか。

お手入れも、かつては少し気をつけなければ
いけなかったのですが、かなり落ち着いてきました。

・・・写真を撮っていると、会員様から
「コスタって地味だから、あまりブログに出ないですよね～」

ハーモニーファーム京都（HFK）には、
他に派手な馬がたくさんいるので、
確かにあまり目立たないかもしれません。

というわけで、ちょっぴり面白い写真を一枚。

地味地味と言われていますが、
目立たなくとも立派なHFKの一員ですよ、コスタ。

お手入れが終わって、おうちへ帰ります。
今日も一日、お疲れ様でした～。