晩秋、初冬。

7a006bf0427c0d26cfc3961ea4f19c171 e1292102976248 225x300 晩秋、初冬。

いつもの通い道。

さくら並木の

桜もみじが終わりを告げ、

道路に敷かれた桜もみじ葉が、

前を走る車のあとを、

舞い踊っては風に流されていきます。

 

HFKにもいくつか紅葉する木があり、

冬の訪れを知らせるように、赤や黄、橙色に染まっては、

風になびいて、

晩秋らしい「もみじふぶき」を見せてくれます。

「秋もキレイやなあ」 「四季ってイイなあ」 「日本に生まれてよかったなあ」
と思いながらも、

馬場に敷かれるもみじの絨毯は、スタッフを憂鬱にさせていました。

理由は、

もみじふぶき←キレイ

馬場一面にもみじの絨毯←キレイ

もみじ絨毯の上をハローがけで整地←もみじ葉が土の中に入り込む

土の中でもみじ葉が腐って→腐葉土になる

馬場が腐葉土になる→土が肥えて良い野菜が採れる。

↑やったあ

・・・ではなく。

馬場が腐葉土になる→腐葉土の部分がドロになる。

ドロ←走るのに最適な馬場でなくなる。

です。

キレイだろうが野菜作りに最適♪だろうが、
乗馬クラブの馬場内に関しては、

もみじ葉は要りまテン。

という事で、馬場内の落ち葉の回収が始まりました。

ダガシカーシ。

ほうきで掃くとかえって土の中に葉っぱが埋まり、

馬房掃除のスティックでも、全然うまくとれず、

考えて、

考えて、

考えて、

行きついた方法は、

なんと、

なんと。

なんと!

「コツコツ手で取る」 でした。

不思議とこれが
葉っぱ回収率、葉っぱ埋まらない率、スタッフの腰が痛くなる率、

すべてにおいて高い数値を出しました。

しゃがみ込んで一枚一枚手で取りながら、

「あー、しんど。」

と見上げた空は雲ひとつないキレイな青空でした。    つづく・・・