ぼくのおよめさん

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5月もいつの間にか終わり
気付けば6月に。

 

早いですね。
今年ももうすぐ半分に
なると思うと恐ろしいです…。

 

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月が変わるごとに毎回
同じような事を言っている気がしますが…

 

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振り返ってみれば
あっという間で
時間はいつだって
平等に過ぎていく事を
毎回思い知らされます。

 

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そんな時間と共に
季節も確実に進んでいて…

 

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見える景色や、体で感じる自然
色々なものが夏っぽくなってきました。

 

↑の写真は数日前のものですが、

まさに「雲ひとつ無い青空」

 

この言葉がピッタリやなぁと

思いながら後ろを振り返れば、

 

 

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「あ、雲あったわ」

と。

 

ほんの少しだけ
残念な気持ちになりながら
厩舎に戻りました。

 

梅雨入りもまだだと言うのに
夏がそこまでやってきているかのような暑さ

 

厩舎内もじっとりしており、
ついに扇風機が回り始めました。

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そんなじっとりした厩舎の中、ひっそり
とある選手権が開催されていました。

 

その名も

「おヨメさん選手権!」

 

ざっくり言うと、

どの馬にも付いている『ヨメ』。
全ての馬に付いてはいるものの
大きさや長さは固体により様々。

 

そのヨメで競うという
すごくしょうもない選手権です。

 

このしょうもない選手権
ぜひとも最後まで
お付き合いしていただけると…。

 

 

端の厩舎から順番に見ていきましょう

 

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これは
ムーンウォーカーのヨメ

割と標準的なヨメです。

 

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これは
ウッドさんのヨメ

削れてしまっているのか
厚みがほとんどありません。

 

 

ひとまず2頭のヨメを見ましたが
そもそもヨメとは…?

 

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意外と知らない方も多いと思います

ので、改めて…。

 

夜目(よめ)

馬の前肢・後肢の内側についている褐色の塊のこと。
左右どちらにもついており、前後左右合わせて4つ。
学名は附蝉(ふぜん)と言い、蝉が木に止まっている姿に
似ているところから出たといわれています。
馬は現在、中指のみで身体を支えていますが
夜目は「退化角質器」と呼ばれ、人で言う
おやゆびが退化した痕跡だという説があります。
他にも、もともと肢の裏についていた肉球の跡だという説も。

 

とまぁ説明するとこんな感じです。

 

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このように前後左右の肢全てに、
そしてどの馬にも付いている
カサカサした物体の事です。

 

ということで
夜目とは一体何なのか
何となく分かったところで続きに…

 

お次は

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マグナスのヨメ

 

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!!?

 

でかい!
ながい!

 

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他の馬とは明らかに違う…

これも同じヨメなのか…?
と思わずにはいられないくらいに
その存在を主張している
マグナスのヨメさん。

 

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これはまちがいなく優勝候補!

 

さてお次は

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金太郎のヨメ

 

次は

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BBのヨメ

 

こちらは

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コスタのヨメ

 

手前の厩舎に移動して…

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これは
アムロのヨメ

 

次はおとなり

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パクパクのヨメ

 

お次は

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ファレルのヨメ

 

次は

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ジョンのヨメ

 

次はお向かい

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カルロスのヨメ

 

うーん…

他の馬のヨメを見れば見るほど
マグナスの異質さが際立ちます。

 

次は

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おたべのヨメ

 

おとなりは

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ナターシャのヨメ

 

そのとなりは

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あんずのヨメ

おっ!
そこそこ立体的なのでは?

それでもマグナスには
遠く及ばない…

 

そして最後は

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ニコラスのヨメ

 

 

これで全頭分のヨメ測定完了です。

 

3頭目にして大本命が出てしまい
他の馬が霞んでしまいましたが…

 

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こうして改めて見ると
同じヨメといっても個体それぞれで
大きさや長さ、形状などなど
同じと言えるものがひとつも無く…

 

馬の身体って不思議ですねぇ。

 

正直全頭分のヨメを
こんなにまじまじと観察したのは
初めてだったのでおもしろい発見となりました。

 

もちろん優勝は
圧倒的ヨメのマグナス!

 

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おめでとう!

 

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みなさんもお手入れの時など
観察してみて下さいね~

 

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