出会いは夏の朝

夏の青い空を見上げると、真っ白な入道雲があった。
届かないと分かっていながら、僕は手を伸ばした。
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そんな青い空に白い雲が浮かぶ、ある日の朝。
お部屋の掃除のために、
蹄洗場につながれたララミーが
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「そこに何かいるよ」
え?

モゾモゾ動くその正体は
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お散歩中のカイちゃんでした。
「君、随分小っちゃいね~」
「あなたもここの馬の中では小さい方ね~」

カイのお部屋とララミーのお部屋は
離れているため、この日が初対面。
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仲良くしてね~
「は~い」「よろしくね~」

・・・散歩させてもらったカイちゃんは
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砂だらけになった肢をしっかり洗ってもらいました。
すべての仕草が可愛らしく見えるカイちゃんです。